大学受験で得たもの

涼しい風が吹いてくると、
大学受験に向けて頑張っていた頃を思い出します。

高校に入学した頃は、
食物系の専門学校でいいかなと思っていたのですが、
高2くらいから、周囲が大学受験に向けて
エンジンをかけてきます。

周囲に流されやすい私は、
「皆が行くなら私も大学へ」なんて
とっても軽い気持ちで、
大学進学への道を選択しました。

決めたはいいのですが、
大学受験に向けての勉強が始まると、後悔。
先生にも、友達にも、両親にも、
大学進学への熱い思いを語ってしまった手前、
「やっぱりやめた」とも言えず、
勉強にも身がはいらず、
そんな時期がありました。

もうそろそろ、本当に志望校を決めなくてはと
焦り出した時に、我が母校に出会いました。

キャンパスも気に入り、
この大学に4年間通いたいという気持ちが
やっと芽生えました。

そこからは、エンジン全開。
それほど偏差値の高い大学ではないのですが、
当時の私の学力では、
相当努力をしなければ受からない状況だったのです。

とにかく、あの大学に入りたいと、猛勉強しました。
もし不合格であれば、専門学校への進学。と決め、
たった1校だけ受験しました。

努力の甲斐があり、ギリギリですが合格した時の
あの感動。

あの感動があったから、
今も「やれば出来る」という気持ちで
頑張れるような気がします。